



先進的な再生医療 PRP-多血小板血漿療法とは
近年再生医療として注目を集めているPRP療法とは、自身の血液から作製したPRP(多血小板血漿)を体の傷んでいる部分に注入することで、人がもともと持っている修復力をサポートする治療法です。
歯科、整形・形成外科など、あらゆる分野の治療に用いられており、特に慢性的な痛みを伴う難治性の怪我や変形性関節炎、腱などの治療に多く用いられています。
適応する疾患・症状
PRP療法の特徴
効果が長時間持続Long-term persistence
血小板を利用して、自分自身の組織を修復する治療なので、長期間にわたって治療効果が認められます。
メスを使いませんNon-surgical
採血と注射だけで治療が終わるのでメスを使いません。他の組織へのダメージもないため、回復に時間もかからず。傷跡も残りません。
安全性が高い治療ですSafe treatment
アレルギーなどの副作用の心配がありません。また、身体への負担も少ないことから高齢者や糖尿病患者の方も治療の適応対象です。


このような方に適した治療です
01
ひざの痛みに慢性的にお悩みの方
02
肉離れや骨折などを短期間で治したい方
03
現在行っている治療法の効果を実感出来ない方
04
メスを使わずに効果の高い治療を受けたい方
05
アレルギーなどの副作用を気にせず治療を受けたい方
06
長期間にわたって効果の持続する治療をご希望の方
プロスポーツ選手の多くがPRP療法を選択
整形外科の分野で広く使われてきたPRP療法ですが、野球・陸上・ゴルフ・バレーボールなどで活躍するプロスポーツ選手が保存療法として、また手術の回避策のひとつとして治療に取り入れていることで近年更に認知されてきました。
注射1本の治療で休養時間が不要なためと、肉離れや骨折等外傷の回復を早めたり、よく動かすためなかなか完治しない肩や腰、慢性的なスポーツ障害にも効果が見られるためです。
薬を使用できない症状や、手術を可能な限り回避したい場合には検討の価値がある治療法と言えます。
美容医療でも効果を発揮
PRPの成分の中には、皮膚や損傷した組織の再生効果が期待できる成長因子が含まれているため、お肌の悩みを解消し、健康な肌を取り戻したいとご希望の方にも効果があります。特にシミやしわの治療に関してはヒアルロン酸に比べて効果が長持ちすると言われています。血管新生、線維芽細胞活性化、コラーゲン産生などを助けるさまざまな成長因子が含まれているため、これらの成長因子により肌のしわやたるみを改善し肌を若返らせる美容治療も近年注目されています。
